【アメリカ・高齢妊娠】出産 帝王切開 (C-section)

OBGYN(産婦人科)の先生に、高齢リスクのため、40週前に出産しなくてはならないと言われていました。

自然分泌が始まらなかったので、40週目前に、陣痛促進剤を打つことになりました。ドクターの当直スケジュールを教えてもらい、気に入っているドクターにあたりそうな日に打つことにしました。

打った翌日に水がしたたり落ちてきたため、破水だろうとのことで、病院へ行きました。

陣痛が夕方から始まり、夜中ごろ、陣痛があるたびにベビーの心拍数が落ちていると知らされ、ドクターから、緊急帝王切開する必要があると言われました。

帝王切開になる可能性があることは知ってましたが、イザそうなると不安になりました。

下半身麻酔で意識はあるため、音が聞こえます。音が聞こえると怖くなると思ったので、音楽聴いて良いか質問したところ、イヤホンで聴いてもいいよとのことでしたが、イヤホンをもってきてなかったので断念。

夫を同伴できたので、終始ずっと、夫に手を握ってもらいました。NLPコーチングの応用で、夫が知らない私の旅行話をして、気を紛らわせることにしました。

帝王切開の手術は20分くらいだったと思います。最後のほうで、思ってもいない強さの圧がぐっとお腹にかかり、赤ちゃんを押し出したようです。カーテン越しに元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえて、顔を見せてもらいました。

手術終了後は別室に運ばれ、身体を拭かれた赤ちゃんとご対面、Skin to Skinしました。Skin to Skinというのは、赤ちゃんを胸に抱いて、お互いの体温で母子ともに精神が安定するとのことです。

麻酔の影響で意識がもうろうとしていましたが、一緒に写真を撮りました。

赤ちゃんの重さは7ポンドで、平均より少し上でした。お腹の中でこんなに育ってくれてた。。。感動しました。

帝王切開手術後のドクターの説明では、お腹を開けたら、胎盤が剥離してきてたとのこと。あのタイミングで帝王切開したのは正しい判断でした。また、看護婦によると、担当してくださったドクターは縫うのが上手で、キレイに縫ってあるとのこと。良かったです。

初めての高齢出産で不安でしたが、医者や看護婦さんがきちんとモニタリングしてくれたおかげで、母子ともに健康で乗り切ることができました。産後検診のとき、感謝の気持ちをこめて、スタッフのみなさんにお菓子のプレゼントを持っていきたいと思います。